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※スライドショーは、上の画像か、右上のタイトル

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 街を徘徊していて、目の欲求に従って引っ掛かってくる被写体をひたすらカメラの中に拾い集めてくることの繰り返し、そして、限りなくパソコンの中で繁殖していく街の断片を、再び確認し、改めて自分が見てきた光景と対峙し、撮影時に感じた街の空気(雰囲気)や時代の流行り廃り、その時感じた自分の気持ちが、リフレインされ、それらを前にした時、これらの共通項がなんなのか、自分自身に問いかけた問いにこれら全てが、“大阪”というキーワードで繋がっていることに気が付く、そして再び撮影時の高揚にも似た気持ちに包まれる。

 それは大阪化されていく私を確認するというよりも、私の身体の奥深くに眠っていた脈々と受け継がれている大阪魂(D N A)が呼び起こされる感じがした。だから作品を構成するとき、何か取り憑かれたかのようにセレクトしていくと、ごった煮の世界が出来上がる。

 「これが自分の周りに広がっている世界なんや!」

 と認識し、再び街に出かけて行く、自分の周りに広がっている世界をひたすら拾い集めるために…

 「見る」=「確認する」=「撮る」=「認識する」

 自分にとっての写真行為とはそういう事、写真は、自分が何かを感じてシャッターを押して押して出来上がった“モノ”からでしか語れないし、分からない。

 

 撮るべき世界は、僕の目の前に広がって絶えず変化している。

 

 本作品は、キヤノン写真新世紀2004において、応募したブックの作品とブックでの構成で制作したスライドショーをアップしました。

 

 どうぞお楽しみにください。